おけ

おけ
I
おけ
(感)
神楽歌(カグラウタ)や催馬楽(サイバラ)などの囃子詞(ハヤシコトバ)。

「や, ~や, 鶯の~や/催馬楽」

II
おけ【桶・麻笥】
(2)が原義〕
(1)円形の板を底として, その周りに細長い板を立て並べて, たがで締めた木製の器。 水などを入れるのに使う。

「風呂~」「漬物~」

(2)績麻(ウミオ)を入れる器。 普通, 檜(ヒノキ)の薄板を曲げて作る。 おごけ。 《麻笥》「をとめらが~に垂れたる績麻(ウミオ)なす/万葉 3243」
~=な(=の)物打ち明・ける
すべてをさらけ出して, 隠しだてしないさまをいう。

「とんと~・けたやうなお心/浄瑠璃・宵庚申(下)」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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